宇都宮市街地から少し離れるだけで、静かな田園地帯が広がります。
宇都宮酒造は宇都宮市柳田にあります。

3度目の蔵見学となりました。
仕込みの忙しい12月期に開催してくださった見学会。


出迎えてくれた酒米「山田錦」。
蔵に精米機があるため、これから精米されるお米たちです。


磨かれた酒米たちに触れることができます。

このとちぎの星は3年後、2019年に大嘗祭に選ばれた銘柄米。
酒米としても飯用米としても用いられます。

磨いた後の米糠です。



杜氏の今井さんが分析室でお仕事をされていました。


天井は高く、とても整った動線で、圧巻の蒸米設備です。

タンクも何台もあります。

近づいて、今季のお酒の香りを体感しました。


見た目よりも重労働の、もろみをかき混ぜる作業。
大きな炊飯器にしゃもじを入れるくらい大変です。


お酒を搾る工程には、佐瀬式も残ります。

こちらの薮田式をメインにお酒を搾ります。

製麴室の中は見たことがなく秘密のまま。


タンクに書かれた酵母名の「T」は栃木県酵母のことです。
栃木県では独自の酵母や、酒造好適米「夢ささら」など、
研究を重ねています。

柔らかな癒される香り。
とっても正統派でおおらかな印象の四季桜さん。

充填作業所も広々、大谷石の壁面が歴史を感じさせます。


冷蔵室も広々と。



静かな夜、酒造りにぴったりの冷たい外気。

お酒を酒粕を買って帰りました。

いつも四季桜愛でいっぱいの菊地社長。
お忙しい中、ご案内くださりありがとうございました！