青柚子は、9月〜10月中旬に採れる、黄色くなる前の柚子です。
青柚子の香りには「リフレッシュ効果」、黄柚子の香りには「リラックス効果」があると言われています。

『ナチュラルフード森の扉』は、自然栽培野菜の定期宅配を行う八百屋さんです。原則、3年以上の無農薬・無肥料栽培を続けた土地の野菜を扱っています。

また、地域で昔から作り続けてきた「在来作物」の保全にも力を入れています。

仁井田本家は、郡山市街地より東の、山の中にあります。

自然酒とは、無農薬・無肥料栽培の酒米で作られた日本酒のことで、仁井田本家は酒造り300年、自然酒50年の歴史を持つ酒蔵です。

「自然栽培、有機栽培を広げることで川がきれいになり、気持ち良い環境が生まれる」

自然酒のこだわりの原点には、豊かな環境を次世代につなぐ決意があります。
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「ギムレット」は、スピリッツ9:レモン3:シュガー1で調合されるカクテルです。

薔薇と青柚子のギムレットでは、日本酒10:柚子1:シュガー１にダマスクローズ2gを加えて調合しました。

「カイピリーニャ」は、ブラジル産のさとうきびスピリッツとライムで作られるカクテルで、アレンジの際も、少し癖のあるお酒がぴったり。

日本酒の生もと造りは、手作業で自然の乳酸菌を取り込むため、個性的な香りを感じられます。

ベースを米焼酎や泡盛に代えても、相性の良いカクテルです。

「キール」は、白ワインやシャンパンやシードルなどの白色の醸造酒をベースにしたカクテルです。

今回の槽口直汲み生原酒は、瓶内で華やかに発泡していく、女性に人気のタイプ。

そのままでも美味しいお酒ですが、ジンの風味の原料となるジュニパーベリーを砕いて、ライムの代わりに青柚子を合わせ、ジントニックのような雰囲気に仕上げました。

仁井田本家の微発泡カクテルは、キール・ニーダ！色々な酒蔵名で応用できそうです。

❹青柚子と貴醸酒の「柚子チェッロ」

・ベース：「百年貴醸酒2015」/自然米/精米70%

・有機栽培さとうきび使用

イタリアには「リモンチェッロ」という、ウォッカとレモンと砂糖で作る食後酒があります。
今回の柚子チェッロのベースには、甘味の強い貴醸酒を使用。
さらに、柚子の香りと種のとろみ、さとうきびの甘味を加えています。

貴醸酒とは(仁井田本家HPより要約)

日本酒はお米と水で仕込むお酒ですが、水の代わりに日本酒を使って仕込む、とても贅沢なお酒を貴醸酒と呼びます。
仁井田本家では、2011年の創業300年を機に、前年に造った貴醸酒を使って翌年の貴醸酒を仕込む企画が始まりました。
2111年の創業400年の時には、老舗の鰻屋のタレのように、100年分の貴醸酒が受け継がれる予定です。

飲み比べ3種：

❶「自然酒」生もと純米にごり酒(トヨニシキ)

❷「自然酒」純米吟醸(美山錦)『IWC2017SAKE部門』純米吟醸酒の部 銅メダル

❸「酒粕あまさけ」自然酒酒粕100%(ノンアルコール)